「鹿の王」を見に行った感想。

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映画

映画感想七回目です。2/6に観賞。
ここ最近はファーストデイに見るのが通例でしたが、
久しぶりにレイトショーで見ました。
ファーストデイは度々値上げされましたが、レイトショーは据え置き1400円なんですね。
お財布に優しい。

大体、中央駅側の方の館で見る事が多かったですが、今回は古い方(別館?)で見ました。
最初、観客は自分とおじさんの二人だけで、後から二人やってきて四人で観賞。
公開間近にしては少ないと感じたけど、レイトショーはこれぐらいなのかな?
それよりフロアスタッフのやる気の無さが気になりました。
本館の方がいいかもしれない。

簡単なあらすじ

強大な帝国が支配する世界を舞台に、
謎の病から生き延びて旅を続ける血の繋がらない親子と、
その病の治療法を探して奔走する医師らの物語。

見に行こうと思った動機

精霊の守り人のアニメ、ドラマは視聴済みで、
守り人シリーズを見たからっていうのが大きいです。
それとおじさん×少女の組み合わせが好き&メイン作画の人が気になったので。

良かった点

メインキャラの主人公達が知的で、とても落ち着いて見れました。
とにかく主人公のヴァンがかっこいいんですよ。作者の上橋菜穂子さんは、こういうかっこいい主人公を描くのが上手いんだなって思いました。精霊の守り人のバルサの男版って感じではありますが、また違う魅力がありました。バルサ(女主人公)とチャグム(少年)が、ヴァン(男主人公)とユナ(少女)になった感じ。
メインキャラクターは俳優陣でしたが、声も合っていて違和感はありませんでした。
治療法の発見やタイトル回収も筋が通っていて見事、上手くまとめたなと感心してました。
それとこの作品、まさかのサービスシーンがあります
温泉が見えてきて、硬派な作品だからカットされるんだろうなと思ったら、
ガッツリ入ってて笑ってしまった。
真面目な会話をしていて必要なシーンで、不純な感じは全くない、そこが逆にエロい
脚本家グッジョブ。このシーンを入れてくれてありがとう。
恐らく、円盤の売り上げは1、1倍になる事でしょう。

悪かった点

悪いというか気になった部分。
この作品は既視感が凄いです。もののけ姫の過去編、もしくは続編、と言っても違和感ないぐらい、もののけ姫でした。戦闘シーン、襲い来るジェルっぽい何か、思いっきりもののけ姫。当時、深海誠監督の「星を追う子供」を劇場で見た時にもジブリっぽいと感じた事を思いだし、結果、既視感のあった作品の既視感を覚えるという既視感盛り合わせ状態に陥りました。精霊の守り人は原作者が同じなので、こちらに既視感を覚えるのは仕方ないですが。
後、敵役の謎のじじい。多分ランプ精的な存在で、自分の力(?)を主人公のヴァンか、ユナに負わせようとするのですが、知的キャラ多い中で滅茶苦茶浮いてました。存在がファンタジーであり、神様的な存在は自分勝手なのが合ってるのかもしれないですが……要約すると単純に苦手なキャラでした。
他に細かい部分を言うと、医師のホッサルがヴァンをヴァンさんと呼ぶ所が、婆(ばぁ)さんに聞こえて仕方がなかった(笑)。多分婆さんと旅をしていたら婆さんと言っていたに違いない。ここはヴァン殿の方が良かったかもしれない。

作画はどうだったのか

制作スタジオがプロダクションIGなので、作画が凄いのは間違いないです。
絵を学んだ人から見ると素晴らしい作画だと思いますが、
ただの視聴者目線だと、劇場作品としては一般的かなと思います。
元々、プロダクションIGは当時から一部の作品は凄い作画ですからね。やはりどうしてもハードルが上がってしまうというか。18年前にイノセンスも見てますし(あれはCGだけど)。
作画目当てというより、雰囲気を楽しむ作品かなと思いました。

この映画をおススメする人

ジブリ作品、上橋菜穂子作品が好きな人。大人向きの作品が好きな人。
おじさん×少女のカップリングが好きな人。

おススメしない人

斬新な作品を求めてる人。重いテーマが苦手な人。

まとめ

★★★★☆

星5段階評価で星4です。
この作品は、おじさん×少女のカップリングが好きな自分にとっては、どストライクな作品でした。二人の絡みを見る事に幸せを覚えるというか。当時、予定が空いたら見に行こうかなぐらいの気持ちで、延期した時は、次いつやるかわからないし見に行かないかもしれないと思ってましたが、見に行って良かったです。
ポケモン新作もあって忙しかったし、地球外少年少女のどっちを見ようか迷ってましたが、本当に見に行って良かった(地球外少年少女は未視聴。別の機会でブログに書きます)。

重いシーンが多く、序盤は時に重々しい。しかし最後のエンドロールは一転とても清々しい気持ちになれました(エンディング曲もいい)。とにかく鑑賞後の余韻がとても良かった
万人受けする作品ではないですが、映像化したいという情熱が込められた作品でした。自分が作者だとして、このクオリティで映画化したら凄い嬉しいですね。
メインキャラクターが気になってる方は、是非劇場まで足を運んで下さい。

ここまでお読み頂き、ありがとうございました。