「シンエヴァンゲリオン:||」を見に行った感想。

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映画

映画感想三回目。
4/1の映画ファーストデーに見に行きました。(見に行って随分と時間が経ってしまった)
映画感想三回の内で一番お客さんの入りが良く、
最低でも客席の4分の1は埋まっていたと思います。

オリジナル版エヴァンゲリオンが社会現象になっている頃は、
人気になってるなーぐらいの知識で、
新劇場版が始まった頃に気になって「序」と「Q」を映画館で見たぐらいの視聴者層です。「破」は金曜ロードショーで見ました。
それでは感想を簡単に書いていきます。

良かった点

序盤に関していえば、ノスタルジックな雰囲気が良かった。
最近こういう雰囲気を醸し出す作品が少ないので心地よかったです。
そしてなんやかんやして主人公が戦う決意をしてからの後半の戦闘シーンも迫力があり、 
そこからのマイナス宇宙(いわば別の次元的な意味らしい)の、
アニメ終盤によくある記憶の世界的なシーンの連続があるのですが、
そこの演出が様々な技法を使われていて素晴らしかったです。
本作において個人的に物凄く刺さったのが、この演出の多彩さで、
通常のアニメ作画は勿論、特撮的なシーン、切り絵のようなシーン、作画の途中のパラパラ漫画的なシーン、実写シーンなどが、シナリオに上手く溶け込んでいて、他アニメの記憶の世界のシーンとは一線を画すほどの出来なので、時間があればもう一度劇場で見たいと思うレベルでした。

悪かった点

これは人によるという前提になるのですが、
オリジナル版のヒロインである、綾波レイとアスカの扱いが微妙だった気がします。
最後まで見ればわかりますが、マリの優遇が凄かったです。
レイとアスカのファンだと不満に感じる事もあるかもしれません。
それとシナリオ自体は割と普通で、主人公のシンジ君が序盤からずっとウジウジしてたかと思えば、中盤以降、少年漫画の主人公の如く鋼のメンタルになるので、その辺りも違和感を覚えるかも。

まとめ

★★★★★

今作は星5段階評価で星5です。
これはマイナス宇宙の後半においての演出が、個人的ドストライクだったので、
自分の中では凄くハマった部分が大きいです。
なんていうか、この手のロボットアニメは世代なんですよね。ネタバレ前は浄化されるなんてコメントを見かけましたが、確かに見終わった後浄化されました。
それはテレビ版に比べてあくが無く、綺麗に終わってるからなのかもしれません。
制作サイドもニッチな作品と言っている通り、
好みやラストの展開で良作かどうかが変わるとは思います。
実の所、見る前はそこまで期待値が高くなく(「序」から凄い時間がかかっていたというのもあり)、ミサトさんの「破」から「Q」までの感情の流れとかを見て、行きあたりばったりでシナリオを書いてるのかなと思ってたんですが、本作でその辺りの補完もあり、いい意味で本当に綺麗にまとまってました。
話の流れは奇抜ではありませんが、多彩な演出は劇場で一件の価値ありで(何度目w)、
前三作とは格の違う出来でした。(プロフェッショナルでも、前作までのと同じ出来にならないように作っていると語られています)
放映時間はとても長いですが、長いとは感じなかったです。
本来、放映時間が長すぎる映画は客足の回転率が下がるので、利益を考えるとマイナスなんですが、それでもこの長さになったのは制作陣が本当に作りたいものを作ったっていう事で、そういった部分も好感がもてました。
エヴァンゲリオンの最後の作品というより、監督やスタジオカラーの集大成のような作品でしたね。制作に携わった皆さん、完結までお疲れ様でした。